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看護師の心拍確認前の妊娠報告は早すぎ?|スタッフ別の報告時期解説

2025年3月24日

こんにちは!二児の母のクロミです

「妊娠したけど、いつのタイミングで報告しようかな」

「妊娠報告したらスタッフの態度が変わらないか心配」

「心拍確認前に報告するのは早すぎるのかな…」

そんな風に悩みを持たれている看護師さんいらっしゃいますか?

看護師という仕事は重労働や危険な仕事も多く、早く報告した方がいいという思いはある一方、スタッフによっては妊娠報告を良く思わない人がいるかもしれません

そこで、自身の体験や、自身以外の妊娠報告や体験から、どのタイミングで報告するのがベストなのかを本文にて記載しています

いつのタイミングで報告するのが良いか、自分に合いそうなタイミングを考える参考になればいいです♪

この記事おすすめの人

・妊娠したけどスタッフへの報告の時期を悩んでいる人

・ほかの人はいつ、どのように報告しているのか知りたい人

心拍確認前に報告をするかどうか

心拍確認前の、妊娠が分かった時点や胎嚢が確認できた時点での報告をすべきかは、その人の置かれている環境で考えてみるとよいでしょう

心拍確認前というのは、まだ流産のリスクが高い状態にある時期です

そのため、心拍確認前に報告をしてしまうと、万が一何かあった場合にも報告が必要になります

心拍確認前に報告をするのが望ましい人は下記のような人です

  • 妊娠が分かった時点で悪阻が始まっている
  • レントゲンや抗がん剤など胎児に影響のある処置を多く行う
  • 力仕事や立ち仕事などが多い
  • 体調に不安がある

下記本文でも解説していますが、妊娠初期に全てのスタッフに報告する必要はないですが、師長・主任には報告しておくことで急な休みにも対応してもらいやすくなります

人によって報告の時期を変える

報告の時期を人によって変えることで、様々なメリット・デメリットがあります

様々な看護師の報告のタイミングを見聞きしてきた上で、おすすめのタイミングを記載します♪

おめでたい報告なのにアレコレ考えるの嫌ですよね。みんな、素直に喜んでほしいけど、女性の職場だからアレコレ考えないと余計に面倒になるんです…

師長・主任

師長・主任には妊娠が分かれば早めに報告する方が、母児のためにもメリットが大きいです!

早めに報告するメリット

妊婦にとって負担となる業務を減らしてもらえる

・予め知らせることで、急な体調不良や休みにも対応してもらえる

早めに産休に入れるように配慮してもらえる可能性がある

メリット:負担となる業務を減らしてもらえる

師長・主任に関しては、妊娠が発覚したらできる限り早めに報告するのが望ましいです

看護師の仕事内容上、どうしても妊娠中には注意をしないといけない業務があります(下記参照)。妊娠の報告をすることで、その負担を減らしてもらえる相談も同時にできますよ

・体位変換などの力仕事

放射線暴露の可能性のある業務

夜勤業務

感染症リスク患者のケア

抗がん剤等の薬剤業務

メリット:急な休みに対応してもらいやすい

妊娠初期からつわりなどの体調不良で思うように働けなかったり、急な休みをいただく場面も出てくるかもしれません

そのような場合のことを考えて、早めに報告しておくのが良いでしょう

メリット:早めに産休に入れるように配慮してもらえる場合も

早めに報告することで、産休に入った後の自分の穴を埋めるスタッフが確保できれば、早めに産休に入ることを促してくれる師長もいるでしょう

「有休が余っている」「人員が足りている」など条件はありますが、早めに産休入りを促してくれる師長さんは神!

ここからは早く報告することのデメリットについてです

報告するデメリット

・師長・主任の態度が変わる可能性がある(報告が早い場合は産休に入るまでの期間が長く、ストレスに)

・勝手にほかのスタッフに伝わってしまう可能性がある

・万が一、流産してしまった場合にも伝えなければならない

デメリット:師長・主任の態度が変わり辛い

師長・主任の性格にもよりますが、妊娠したとたんに態度が変わる人も少なからずいます。そのような場合、精神的にも身体的にもストレスがかかるでしょう

報告する時期が早ければ、つらい思いをする期間が長引いてしまうかもしれません

そのような場合には、信頼できる上司に相談しましょう!

デメリット:意図せず他のスタッフに伝わる

自分の予期しないタイミングで、他のスタッフに妊娠したことが知れ渡ってしまう可能性もあります

自分で伝え方のタイミングなどを計画している場合は、必ずそれ通りに進めれるように、上司と打ち合わせしておきましょう

デメリット:万が一流産した場合などにも報告が必要

さらに、万が一流産してしまった場合に関しても妊娠報告をしている場合は、妊娠を知っていた上司には報告しておかなければなりません

筆者の同僚も、「妊娠初期に流産してしまったら報告するのがつらいから」って、安定期に入ってから報告していた人もいたなぁ

万が一流産した場合の報告するつらさはありますが、初期の流産でも体調が悪くて休みが必要になるかもしれません。そこを加味しても、早めに報告はしておくべきです

仲の良いスタッフ

仲が良いスタッフ(信頼できる、妊娠を喜んでくれる)にも、師長・主任と同様に早めに報告をするのがおすすめだよ

報告するメリット

・負担となる業務を変わってくれる可能性が高くなる

・妊娠しているのを知っている人がいることで、精神的に支えとなる

メリット:負担となる業務を変わってくれる

妊娠していることを知っている仲の良いスタッフがいれば、できる限り妊婦の自分を支えてくれるでしょう

患者さんの急変時は、率先して手伝ってくれたり、感染症の患者さんは受け持ちを変わるように根回しをしてくれるかもしれません

メリット:妊娠中の精神的な支えとなる

仲がいいスタッフは師長・主任とはまた違った立場から、自然に助けてくれることが予想されます。そのような存在は、妊娠期間中において、精神的な支えとなるでしょう

仲のいい同僚には支えてもらったし、職場に理解者がいるっていうだけで妊娠期間中も仕事が頑張れた!

報告するデメリット

・気を回してくれる同僚の場合、その同僚の負担が増してしまう

・意図せずほかのスタッフに伝わってしまう可能性がある

デメリット:同僚の負担が増す

自分のことを支えてくれようとする同僚であればあるほど、負担が同僚に偏ってしまう可能性があります

力仕事や、妊婦の負担となりえる業務を同僚が変わってくれた際は、その他の自分ができる業務で補い、感謝を伝えるようにしましょう

同僚が逆の立場になった際は、自分が支えることができるといいですね

デメリット:意図せず他のスタッフに伝わってしまう

同僚が気を回している様子から「もしかして○○さん妊娠したのかな?」と、勘ぐられてしまう場合もあります

上司の場合と同様ですが、周りのスタッフに知られたくない場合は、予め自分の想いを共有しておきましょう

仲は良くないが、自分から報告しないとまずそうなスタッフ

スタッフの中に思い当たる人がいれば要注意です。自分が妊娠していることを、どこかから噂で聞いて「私には報告してくれていない」と怒る性格のスタッフいませんか?

そんなスタッフに対しては、報告の仕方や時期を誤ると、働きづらくなってしまう可能性があるので注意しましょう!

上司・仲の良いスタッフと同時期に報告する

妊娠を報告しても、自分の妊娠期間中の業務に差し支えなさそうなら、報告してしまう方が吉です◎報告せずに、どこかから噂が漏れてしまったときに「私聞いてない!」と怒られて、人間関係にひびがか言ってしまうリスクの方が高そうな人には、報告してしまいましょう!

上司・仲の良いスタッフとは別に、安定期に報告する

妊娠報告をすることで妊娠期間中の業務に差し支えありそうな場合には、なるべく安定期以降に報告できると望ましいです。妊娠期間中のストレスは、心身ともに負担となりますので、報告~産休までの期間が短い方が良いです

他にも、先に妊娠を話をしたスタッフが口が堅くて、妊娠したことが広まる可能性がないのであれば、安定期以降などに自分から報告すれば良いでしょう。その場合も、必ずそのスタッフの耳に入るのが、自分の報告であるようにしましょう

その他のスタッフ

いつ報告したとしても、まずそうなスタッフ

いつ報告したとしても、まずそうなスタッフいますか?そんなスタッフは、いつ報告しようが、どんな内容の報告しようが、ほぼ無意味です

クロミは今までに一度だけ出会ったことあるよ。どこにでもいるわけじゃないけど、どこかにはいる

そんなスタッフは安定期に報告すれば「安定期になってから報告だなんて遅い!」と言ったり、かといって初期に報告したら「こんな早い段階から報告だなんて!」と言ったり、もどこが地雷かわかりません!

対策できるとすれば、なるべく関わらなくていいように、穏便に産休に入れるように勤務や業務を調整してもらうことです

いつ報告したとしても、大丈夫なスタッフ

そんなスタッフは、文字通りいつ報告しても大丈夫です♪上記内容を踏まえて、自分で時期を調整できますね

まとめ

いかがでしたでしょうか?報告のタイミングを悩んでいる方が、少しでも参考になれば嬉しいです

一生にそう何度もあるわけではない妊娠期間。ただでさえ大変な看護師業務。少しでも心身ともに負担の少ない妊娠期間を過ごせるように、応援しています!

ここまで読んでくださってありがとうございました

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