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妊娠を機に看護師の仕事を辞めたい人へ<メリット・デメリット解説>

こんにちは!現在二人目の育休中のクロミと申します

妊娠したから仕事を辞めたい…と思っている看護師さん、とても多いですよね

辞めたい理由

・夜勤や残業で体がつらい

・そもそも仕事を辞めたかった

・周りに迷惑をかけるのが嫌だ

・ほかのスタッフの態度が変わるのが嫌だ など

看護師の職場は、仕事内容も人間関係も独特なので、辞めたくなるのも、とてもよく分かります

妊娠中に辞める最大のメリット

仕事を気にせず妊婦生活が送れることです

逆に最大のデメリット

給付金がもらえないことです

以下では妊娠中に仕事を辞めるメリット・デメリットをもう少し詳しく解説します♪

どちらを選んでも後悔しないように、あなたの選択肢の一つになれると嬉しいです

妊娠期間中に仕事を辞めるメリット

仕事の精神的ストレスを感じずに妊娠生活が送れる

「仕事中に周囲に気を遣わせてしまう」「妊娠したら迷惑をかけてしまう」そんな周囲への気遣いも、仕事を辞めていればする必要がありません

妊娠したら態度が変わったり、「私は妊娠しても残業していた」「つわりは気の持ちよう」などと言ってくるマタハラのようなスタッフの相手をすることもありません

妊娠報告の方法に悩んでいる方はこちらの記事もどうぞ

看護師の妊娠報告|人間関係を崩さない!スタッフ別攻略法

力仕事や夜勤など、体の負担となる仕事をしなくて済む

看護師の仕事は、妊婦の体に負担がかかる仕事が多いです

・体位変換などの力仕事

放射線暴露の可能性のある業務

夜勤業務

感染症リスク患者のケア

抗がん剤等の薬剤業務

上記は一例ですが、このような看護業務は、母体や胎児にとってストレスとなります

そのような体への負担が増加することで切迫流産・切迫早産のリスクも高まります

2016年に以下のような調査結果の発表がされています

全国労働組合総連合(全労連)が5年に1回行っている調査で、働く女性と流産の関係を含む調査結果を発表。調査対象となったのは2011年以降に妊娠・出産した全国の女性労働者2909人(内訳は正規82.9%、非正規16.0%)

調査結果

・流産を経験したことのある女性は約4人に1人の23.2%

・切迫流産・早産を経験した女性は27.5%

・切迫流産・早産経験を職業別に見ると、「看護師」が最も多い37.4%

看護師として働くことが、やはり母児ともに負担となっていることが分かります

仕事を辞めていれば仕事に関わる負担はなくなるから、切迫や流産のリスクは減らせますね

出産の準備がゆっくりできる

妊娠中に仕事をしていると、休日は自分の体調を整えるのに精いっぱいで、出産準備が進まなかったりします

本当はかわいいベビー服やおもちゃを調べて買ったり、ベビー用品を店舗に見に行きたいのに、休日は疲れ切って、そこまでの余裕がない…

仕事を辞めていれば、そんな心配も無用です

自分の体調に合わせて、買い物に行けそうな日を選んだり、体調が悪くてもソファでゆっくりとネットで買い物もできます♪

自分と子ども優先で復職の時期を決められる

育休中だと、原則子どもが一歳の誕生日には育休が切れて復帰となってしまいます

ですが、一歳の誕生日って、まだまだとっても忙しいんです!!

✓離乳食の進み具合も、その子それぞれ

✓子どもによっては毎日夜泣きする

✓完全母乳の場合は、どうしていくか

など、一歳ってまだまだ手がかかるし、育児に追われて仕事どころじゃないって人も、正直多いと思います

そんな場合でも、自分とその子の状況を見て、復職の時期を決められるのは大きな利点です

そして看護師の場合はママナースにやさしい就職先もたくさんあるので、自分の働けるタイミングで動きやすいです

妊娠期間中に仕事を辞めるデメリット

育休・産休中の収入がない

このデメリットが本当に大きいです。妊娠期間中に仕事を辞めてしまうと、それまでせっかく社会保険・雇用保険に加入していても、仕事を辞めた時点で手当てを受け取ることはできません

仕事を辞めても、パートナーの収入だけで暮らしていけるという人は、辞める選択肢もありだと思います。しかし、育休中に無収入なのは困るという方は、仕事を続けるべきです

子育てはお金がかかるから、もらえる手当はもらっといたほうがいい!

クロミの個人的な意見

仕事が嫌で妊娠を機に辞めたけど、お金に困って、結局、生後半年ほどで新しい職場に復帰…という人も何人かみてきた。赤ちゃんが生後半年で、自分も新しい環境ってかなり大変!

それなら頑張って産休まで続けて、育休もらって、育休中にゆっくりと自分の復帰後のことを考えてみてもいいと思う。育休もらったら原則復帰だけど、何か特別な理由があれば必ずしも復帰はしなくても大丈夫だよ

復職時は就活と保活を当時に行わないといけない

これは、子どもを保育園に預けて復帰する場合のことですが、院内保育がある職場に就職ではない場合、市町村の保育園に入園の申請を出すことになります

この市町村の保育園申請が、都市部では本当に厳しくて保育園に落ちてしまう人も多数います

クロミの住む地域では、例えば1歳児クラスの保育園に預けようと思ったら、両親ともにフルタイムで勤務していないと受からない…

復職したい→就活をするために子どもを保育園に預けたい→入園希望の申請を出す時点ではまだ働いていない→受かる可能性はかなり低い→案の定待機児童となる→働けない

育休中でないと、このような負のループにおちいってしまい、結果として復職が遠のいてしまいます

子どもと24時間ずっといることに疲れたから、保育園に預けて仕事をしたいと思っても、無理な状況に陥るのは、精神的につらいですよね

生活リズムをつけにくい

これはその人次第になるかもしれません

あなたが仕事をして保育園に預ける生活を送ると、一日の生活リズムが決まってきます

朝7時に起きて、朝8時には保育園に預けて、朝9時に仕事が開始して…のように、1日のリズムが自分も子どももつきます

しかし、仕事をしてなければ、いつ起きようが、ごはんを食べようが特に問題ない日ばかりでしょう

〇時に起きて〇時に寝かす!のように決めておかなければ、子どもも朝は昼前に起きて、夜は深夜まで起きている…という状態になってしまうかもしれません

クロミは、子どもの生活リズムをつけたり、体力を消費するために、毎日公園や児童館に行くもの大変だったなぁ

まとめ

妊娠中に仕事を辞めるメリット・デメリットまとめです

仕事を辞めるメリット

・仕事の精神的ストレスを感じずに妊娠生活が送れる

・力仕事や夜勤など、体の負担となる仕事をしなくて済む

・出産の準備がゆっくりできる

・自分と子ども優先で復職の時期を決められる

仕事を辞めるデメリット

・育休・産休中の収入がない

・復職時は就活と保活を当時に行わないといけない

・生活リズムをつけにくい

メリット・デメリットを比べてみて、自分の妊娠生活でどちらの選択がよりよいのかを、考えてみてくださいね

ここまで読んでくださってありがとうございました

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