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<体験談>派遣看護師でも産休・育休が取れた!条件や注意点も解説

2025年4月17日

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こんにちは!過去に派遣看護師で1年半仕事をしていました、クロミと申します

派遣看護師なんですけど、みんな産休・育休はとれなくて辞めてますよね?

産休・育休に入れないのは困るので、派遣看護師の転職はやめておくべきですよね?

派遣というと、雇用の契約期限があるので、産休・育休はとれないというイメージがあると思います。実際に筆者もそう思っていました

でもちょっと待って下さい!

派遣看護師でも育休・産休入ました!

しかも自分の想像以上に給付金があった(笑)

今回は、派遣でも産休・育休を取得する方法をなるべく分かりやすく、図入りで解説しています!

気になる方は本文を読んで、産休・育休取得に向けての参考にしてみてください

筆者が産休育休取得した派遣会社>>MC─ナースネット

派遣看護師が産休取得するための条件

取得条件:産前・産後休暇(産休)に当たる期間中に、派遣契約中であること

産前産後休暇は、母体保護法の観点から労働基準法で定められている法律のため、派遣とはいえ条件さえ満たせば取得できます

産前産後休暇の期間

✓産前:出産予定日の6週間前(多胎妊娠の場合は14週間前)~出産日まで

✓産後:出産日の翌日~8週間後まで

上記の期間中まで派遣契約が継続している場合は、産休取得可能です

文字だとよく分からない人もいると思います、図で見てみましょう!

【筆者が産休を取得した時の例】

このように、派遣先の契約が、産休入りするときまで継続していて

派遣元の契約は産休に入ってからもずっと継続しています

そのため産休を取得することができました

下記のようになると派遣の場合は産休がとれないので注意してください

注意点

✓妊娠の判明~産前休業の開始予定日までに契約満了となる

派遣の場合は、予め契約期間が決まっています

産休に入る日までに契約が終了してしまうと、雇用元で産休に入れないので、注意が必要です

出産手当金の支給条件

出産手当金とは、会社で働く女性が出産で休業した際に支給される手当金のことです

勤続年数の規定はないため、以下の条件を満たしていれば支給されます

出産手当金の支給条件

✓勤務先の健康保険に加入していること

✓妊娠4ヶ月以上経過した出産であること

✓出産のために休業していること

出産手当金の支給条件についての詳しい内容が知りたい方は【パート看護師が育休・産休を取得する条件】の記事へどうぞ♪

出産育児一時金の支給条件

正常分娩は病気としてとらえられていないため、正常な出産には健康保険が適用されません

健康保険が適用されない分の、出産費用を補填するために設けられた制度が「出産育児一時金」です

支給条件

✓健康保険に加入していること

✓妊娠4ヶ月以上経過した出産であること

出産育児一時金は、「勤務先の健康保険に入っているかどうか」は関係ないよ

派遣看護師が育休取得するための条件

育児休業とは

子どもが1歳になる前の会社員が「育児を目的とした休み」を取れる制度

保育園に入所できなかった等の理由があれば、1歳6ヶ月~最長2歳まで休業期間の延長をすることができます(下記図の※延長条件のことです)

派遣看護師が育休を取得するには、下記の条件を満たす必要があります

育休取得の条件

✓1年以上、同一の事業主(派遣元)に雇用されている

✓育休終了後も引き続き、派遣で働く意思がある

先ほどの図では、雇用先の契約は切れていますが、派遣元の契約は切れていません

このように1年以上同一の派遣元で働いて、育休終了後も同一の派遣元で働く意思があれば、育休は取得可能です

育児休業給付金の支給条件

育児休業給付とは

出生後の育児休業をする場合に支給される給付金

派遣であっても、下記の条件を満たしていれば給付金をうけとれます

育児休業給付の支給条件

✓育児休業前の2年間で、雇用保険に加入し、11日以上働いた月が1年以上ある

✓引き続き雇用された期間が1年以上で、子どもが1歳6ヶ月までの間に契約が満了しない

ややこしいですが、出産手当金=健康保険加入育児休業給付=雇用保険加入です!

育児休業給付金を常勤と派遣で比較

育児休業給付金の給付額とは

休業開始時の賃金月額が算出され、育児休業の期間ごとに支給額が変わります

賃金月額の算出方法

賃金月額=休業開始前の総支給額の(6ヶ月の)平均額

→計算に含む:残業代、通勤代、住宅手当など

→計算に含まない:ボーナスなど

育児休業開始~6ヶ月まで:育休前の賃金の67%が支給

育児休業開始6ヶ月以降:育休前の賃金の50%が支給

※支給額の上限も設けられています

※育休中は社会保険料は免除されます

常勤と派遣で給付額比較

ここではほぼ条件を統一させるため、日勤勤務、交通費かからない、残業無しの場合にしています

<日勤の常勤看護師一例>

賃金月額

✓基本給約24万7千円(1日実働7.5時間×20日/月)+交通費0円+残業代0円=24万7千円

日本看護協会:10年目看護師の基本給平均から算出

賃金月額にはボーナスは含まれないため、残業代や交通費など諸手当が含まれないと、賃金月額は上記くらいです

<派遣看護師一例>

賃金月額

✓時給1850円×1日実働7.5時間×20日/月+交通費0円+残業代0円=約27万7千円

レバウェル看護:派遣看護師の時給1300円~2400円の平均値1850円で計算

派遣看護師の時給は、地域差や職種の差はあっても、基本的に時給が高く設定されているため、賃金月額も高くなる傾向にあります

賃金月額の算出にボーナスは反映されないから、場合によっては派遣の方が手当額が多くなることも…!

派遣看護師の会社「MCナース」で産休・育休を取得した話

筆者自身はMCナースというところを利用して、産休・育休に入りました

ここでは産休・育休を取得している派遣看護師が多数いたため、取得する際もすんなりと、快く対応してもらえました

産休・育休取得できないかが気がかりで、派遣看護師に踏み切れない方は、登録して話を聞くだけでも大歓迎だそうです

ここの会社、しつこい電話の勧誘とかはゼロでした

将来を見据えて派遣看護師に転職したい方は、産休・育休取得実績のある派遣会社の方が安心です

興味がある方向けの公式サイトです↓

筆者が産休育休取得した派遣会社>>MC─ナースネット

まとめ

派遣看護師でも産休・育休に入るための条件は、なんとなく理解していただけましたか?

派遣看護師でも産休・育休入りを諦めないでくださいね

もっともっと詳しい話が聞きたい方は、メールいただけたらお答えします

最後まで読んでくださってありがとうございました

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