この記事内にはアフィリエイト広告を含みます

こんにちは!小児分野での経験が10年以上になります、クロミと申します
「子どもが好きだから小児科の看護師になりたい!仕事内容ってどんな内容?」
「子育てをしていて小児科に興味が出たけど、自分でもできるかな」
そんな思いを抱えている方はいらっしゃいますか?
子どもが好きだから小児科看護師になりたい!とはいえ、実際のところどんな仕事内容か分からないと、自分に合っているかもわからないですよね
分からないうちに就職して、やっぱり違うってなるのも嫌だ
クロミは過去に小児集中治療室、小児科外来で勤務し、現在は小児科と成人の混合病棟で働いています
そんな私が思う、小児科看護師の仕事内容や向いている人を紹介します!
小児科に興味がある看護師さんが増えたら嬉しいっ
小児科外来ナースが気になる人はコチラの記事も<小児科外来の看護師になりたい人向け|役割と仕事内容解説>
登録はこちら≪MC─ナースネット≫

小児看護とは

小児科に入院・受診する子は新生児期~15歳までのお子さんとなります。
仕事内容は一般的な看護師と大きく異なることはないですが、看護する対象が子どもになるため、小児科特有の処置内容や対応が必要となります
小児は年齢も体格もその子によって異なるため、対象の発達段階に応じて看護ケアを変える必要があります。さらに、患児だけでなく、その親も含めた家族看護が重要となります
小児科看護師の仕事内容
問診
外来に受診した場合、病棟に入院する場合、いずれの場合もお子さんの親御さんから問診を行います
看護師が行う問診が、そのお子さんの治療を早期に開始するための重要な役割を担っています
医師の処置のサポート

小児看護では、医師の診察に対するサポートの割合が、成人看護より大きいと感じます
例えば採血ひとつをとっても、成人では看護師が一人で行うことがほとんどです。しかし、小児においては、「採血をする人(医師)」「物品を渡す人」「子どもが暴れている場合には、固定する人」の3人が必要になります
動かず大人しくできる子に対しての採血や処置は、看護師が一人ですることもあります
処置自体は医師が行い、看護師は医師が円滑に処置を行えるようにサポートを担うことが多いです
余談にはなりますが、そのような環境のため、採血・ルートキープのような、成人看護では当たり前に行う基本的な看護スキルが、上達しにくい環境かもしれません
小児科しか経験がない看護師が、成人看護に異動するのが不安な要素のひとつです
子どものケア
子どもは、自分の症状や思いを言葉にするのが難しくなります。そのため、子どもの思いを代弁する役割があります
また、入院中の子どもの基本的な身の回りのケアを行い、入院生活が円滑に行えるように下記のような支援をしなければなりません
他にも、子どもが治療を行えているか、症状はどうなっているかを医療者と共有し、治療方針を提言していく役割もあります
親のケア
親のケアも重要になってきます。親の気持ちを治療に反映させるために、医療者と親の懸け橋となれるようにサポートします
例えば、医師からの病状説明を受けても、「よくわかりませんでした」という親御さんは大多数いらっしゃいます
それは、専門用語が多かったり、突然の出来事であったり、普段は直面することのない状況に立たされるから当然だと思います
そんな場合にも、後で医師の説明を、分かりやすくかみ砕いて丁寧に説明する役割があります
ほかにも、医師にお願いしたいことを伝達したり、医師と話す機会を設けるなどの親が治療に参加する機会のセッティングも必要になります
さらに、自宅で子どものケアを親が行えるように指導する役割もあります。病院外に出たら治療が継続できなかった、ということがないように、薬の飲み方一つとっても、自宅で内服に困らないように指導します
小児科看護師に向いている人
子どもが好きな人

小児科なので、子どもが好きな人は向いているといえます。逆に言えば、子どもが苦手な人は、小児科は勤務を避けた方が良いでしょう
小児科看護師の看護対象は子どもです!
基本的に病院に来ている子は、しんどくて機嫌が悪かったり、泣いたりしています
子どもって、自分の想いや症状をうまく伝えれない子が多いです。そんな姿にイライラしてしまう人は、小児科はやめておきましょう
子どもが好きだから、病気でつらそうな姿を見るのがつらい、という方もいるかもしれませんが、その分子どもが回復していく姿にも、元気をもらえます!
子どもの世話をするのが好きな人
看護師としての仕事以外にも、抱っこしたり、あやしたり、遊んだり…などのお世話をすることが時には必要になってきます
「それって看護師の仕事なの?」と思う方もいると思いますが、これも立派な看護なんです
子どもがしんどくて不安がって大泣きしている…そんな時に抱っこして落ち着かせてあげることで症状を和らげることもできます
入院はしんどかったけど、でもがんばれた!って退院していく子の、自信のついた顔を見れるのは、小児科看護師の特権だと思う
親とコミュニケーションをとるのが苦じゃない人
親御さんにもいろんな方がいます。自分の大切な子どもが体調を崩したら、心配になっしまい、口調が強くなってしまう方もいらっしゃいます。心配で泣いたり、ふさぎ込んでしまう方もいらっしゃいます
そんな親御さんとも、険悪にならずに円滑にコミュニケーションを取れる方は、小児科の看護師に向いているでしょう
中には気丈にふるまう親御さんもいるけど、気丈な中にある不安な想いを見抜いて、必要な支援を考える洞察力も必要だよ
子育て経験のある人

子育て経験から、小児科を目指したいって看護師さん、実は多いです!
筆者の場合は、子育て経験がない時でも、離乳食や予防接種、子どもの発達段階などを知識として知っていて看護をしていました
ですが、やはり自分の子どもを育ててみて、知識ではなく経験として備わっている場合には、小児看護師としての視野がもっと広がりました
悩んでる親御さんに、こうしたらうまくいったよ!ってことを、実体験として伝えられるのがママナースの強み
まとめ
いかがでしたか?
小児科看護師の仕事内容に興味を持ってくださり、そして仕事をしてみたいと思ってくれる方が増えると嬉しいです
もし、自分が小児科の看護師として働けるかどうか悩んでいる場合は、まずは派遣看護師に登録して相談してみるものおすすめです
クロミも過去に利用してみて、自信をもっておすすめできる看護師の派遣会社です

ここまで読んでくださってありがとうございました